


監督=平良いずみ
プロデューサー=山里孫存 千葉聡史
音楽=半野喜弘 撮影=大城学 赤嶺信悟 編集=田邊志麻 山里孫存 構成=渡邊修一
製作=GODOM沖縄 製作協力・配給=太秦
文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
【2025 年/日本/ 16:9 / 106 分】
©2025 GODOM 沖縄
音楽=半野喜弘 撮影=大城学 赤嶺信悟 編集=田邊志麻 山里孫存 構成=渡邊修一
製作=GODOM沖縄 製作協力・配給=太秦
文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
【2025 年/日本/ 16:9 / 106 分】
©2025 GODOM 沖縄
予告動画

「私は、執念深い」 監督である私の告白から始まる映画になりました。 映画をご覧になるみなさんが凍りついてしまわないか今から気が気でないですが、 笑ってもらえたら嬉しいです。
この映画は、 私が5年に渡り追ってきた “PFAS汚染” についての記録です。 起点となったのは9年前、 沖縄県民45万人が飲んできた水道水にPFAS・有機フッ素化 合物が含まれていたこと。 生まれたばかりの息子に水道水でつくったミルクを与えていた私は、「絶対、許さない」―そう思いました。
そうして気付いた時には、 世界の至る所で汚染問題の解決を求め立ち上がった女性(ウナイ)たちに出会い、 言葉の壁を越え想いが通じ合う瞬間を何度も経験しました。 汚染問題に直面した彼女たちはどう生きたか……。 この先、 この社会がきらいになりそうな人にこそ見てほしい。 絶望の涙を、 ひとしずくの希望にかえて立つ女性たちの姿を。
この映画は、 私が5年に渡り追ってきた “PFAS汚染” についての記録です。 起点となったのは9年前、 沖縄県民45万人が飲んできた水道水にPFAS・有機フッ素化 合物が含まれていたこと。 生まれたばかりの息子に水道水でつくったミルクを与えていた私は、「絶対、許さない」―そう思いました。
そうして気付いた時には、 世界の至る所で汚染問題の解決を求め立ち上がった女性(ウナイ)たちに出会い、 言葉の壁を越え想いが通じ合う瞬間を何度も経験しました。 汚染問題に直面した彼女たちはどう生きたか……。 この先、 この社会がきらいになりそうな人にこそ見てほしい。 絶望の涙を、 ひとしずくの希望にかえて立つ女性たちの姿を。
監督・平良いずみ
イントロダクション
すべては2016年に沖縄県が開いた会見から始まった。「県民45万人に供給する水道の水に化学物質PFASが含まれていた」ー との発表を受けて、 多くの人々の反応は「PFASって何?」というもの。 すぐに関心が高まったわけではなかった。 やがて立ち上がる女性たちも当初は他人事だった。しかし、米国ではすでに、がん、低体重出生など‥健康影響が確認されていた。その深刻さに女性たちは気づいていく。「他のお母さんたちにも知らせなきゃ」と、彼女たちは街頭で涙ながらに訴え、調査や浄化を求める。しかし、沖縄では汚染発覚から9年経ってなお、汚染源の特定すら出来ない。なぜか!?汚染源とみられる基地への立ち入り調査を米軍が拒み続けるから。それでも、子どもたちのために諦めるわけにはいかないと徒手空拳の闘いを続ける女性たちは国連を目指す。一方、米国や欧州ではPFASの毒性を重くみて規制の波が押し寄せる。その波を起こしたのは女性たちだった。こうした国の人々は、彼女たちの声に耳を傾け、現実を変えてきた。日本人は何をしてきたか?
PFASとは
有機フッ素化合物の総称。 水や油をはじく特性をいかし焦げ付かないフライパンや防水スプレー、 半導体、 泡消火剤などあらゆる生活用品に使われてきた。 PFASの中でもPFOSやPFOAなどは、 発がん性など人体への有害性が指摘され、 世界では毒性を重く見て規制が進む。
スタッフ

監督
平良 いずみ(たいら・いずみ)沖縄県出身。GODOM沖縄 ディレクター。
元沖縄テレビ キャスター(1999年入社)。医療・福祉・基地問題などをテーマにドキュメンタリーを制作。沖縄で広がるPFAS汚染を追い続けている。これまでにPFAS汚染に関連する3本のテレビドキュメンタリーを制作。最新作『続・水どぅ宝』(2024年2月放送)ではアメリカの現地取材を敢行し、汚染の先に待ち受ける現実を提示した。
『どこへ行く、島の救急ヘリ』(2011年)、『まちかんてぃ』(2015年)、『菜の花の沖縄日記』(2018年)、『水どぅ宝』(2022年)で民間放送連盟賞テレビ報道部門優秀賞、『菜の花の沖縄日記』で第38回「地方の時代」映像祭グランプリを受賞。
2020年、映画『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』で初監督を務める。
「放送ウーマン賞2019」を受賞。PFAS汚染を追った『水どぅ宝』は、民放連賞・「地方の時代」映像祭・ギャラクシー賞の優秀賞など受賞多数。
2024年2月制作の『続・水どぅ宝』は放送文化基金賞 奨励賞。プロデューサー
千葉 聡史(ちば・さとし)GODOM沖縄 プロデューサー。
1986年NHK入局。以後、ディレクター、プロデューサーとして数百を超える番組を制作(クローズアップ現代、NHKスペシャルなど)。その後、BS1編集長、NHK沖縄放送局長、NHK放送文化研究所長を歴任。2023年にNHKを退職し、2024年4月にGODOM沖縄合同会社を設立。
ディレクターとしての主な制作番組として、NHKスペシャル・アジアハイウェー「カンボジア編(ABUテレビ祭優秀賞)・アフガニスタン編」。NHKスペシャル・世紀を越えて「プロローグ」「地雷」「遺伝子診断」、NHKスぺシャル「たったひとりの医師として」(文化庁芸術祭優秀賞)など。プロデューサー
山里 孫存(やまざと・まごあり)GODOM沖縄 プロデューサー。
1989年沖縄テレビ入社。以後、バラエティーや音楽・情報番組などの企画・演出を担当。2002年、報道部への異動を機に沖縄戦に関する取材を開始。米軍が撮影したフィルムを検証したドキュメンタリー「むかしむかし この島で」(05年)や、沖縄の伝説の芸人ブーテンを追った「戦争を笑え」(06年)などを制作。「地方の時代」映像祭、ギャラクシー賞、放送文化基金賞など受賞歴多数。近年は映画製作も手がけ、『岡本太郎の沖縄』(18年)、『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』(20年)をプロデュース。異色のドキュメンタリー映画『サンマデモクラシー』では監督を務め、制作過程をまとめた書籍版も出版している。音楽
半野 喜弘(はんの・よしひろ)映画音楽を中心に活動する音楽家、映画監督。ホウ・シャオシェン監督作品『フラワーズ・オブ・シャンハイ』で海外メディアから『新たな映画音楽作家の発見』と評価をうけて以降、ジャ・ジャンクー、ユー・リクワイ等、主に現代アジアを代表する監督達と共同作業を重ね、多くの作品がカンヌ国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭などに招待されている。2007 年、スイスで初のオーケストラ曲を作曲/初演。2009 年、Asian Film Award にて最優秀コンポーザーにノミネート。2013 年、スウェーデンのイエテボリ・オペラハウスからの委嘱によりコンテンポラリーダンス『Interfacial Scale』の為のオーケストラ作品を作曲/初演。2016 年、初監督映画『雨にゆれる女』が東京国際映画祭に招待される。近年の監督作に映画『PARADISE NEXT 亡命之途』(2019年、台湾・日本合作)、『彼方の閃光』(2023年)、映画音楽を担当したのは『Winter Boy』(2022 年、クリストフ・オノレ監督)『Locust』(2024年 台米仏合作)。『カメレオン』(2025)。
劇場情報

2025年7月3日現在
🚰イベント情報🚰
公開記念舞台挨拶 開催決定!
日時:10月26日(日) 10:00の回上映後
劇場:ほとり座
登壇者:平良いずみ監督
日時:10月26日(日) 12:15の回上映後
劇場:シネモンド
登壇者:平良いずみ監督
※内容の急遽変更、天候、災害その他やむを得ない事由により中止になる場合もございます。
※今後も舞台挨拶は追加予定
沖縄
| 地域 | 劇場 | 公開日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 沖縄 | 桜坂劇場 | 7月26日(土) | |
| 沖縄 | 南の島パニパニシネマ | 上映終了 | |
| 沖縄 | ゆいシネマ | 10月25日(土) |
北海道・東北
| 地域 | 劇場 | 公開日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | シアターキノ | 11月1日(土) | |
| 岩手 | 盛岡ルミエール | 上映終了 | |
| 宮城 | フォーラム仙台 | 上映終了 | |
| 福島 | フォーラム福島 | 上映終了 | |
| 山形 | フォーラム山形 | 上映終了 |
関東
| 地域 | 劇場 | 公開日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 東京 | ポレポレ東中野 | 上映終了 | |
| 東京 | kino cinéma立川髙島屋S.C.館 | 上映終了 | |
| 東京 | (金)アップリンク吉祥寺 | 11月7日(金) | |
| 神奈川 | 横浜シネマリン | 上映終了 | |
| 神奈川 | あつぎのえいがかんkiki | 上映終了 | |
| 茨城 | あまや座 | 11月29日(土) | |
| 千葉 | キネマ旬報シアター | 上映終了 | |
| 栃木 | 宇都宮ヒカリ座 | 上映終了 | |
| 埼玉 | OttO | 上映終了 | |
| 群馬 | シネマテークたかさき | 上映終了 |
信越・北陸
| 地域 | 劇場 | 公開日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 長野 | 長野相生座・ロキシー | 上映終了 | |
| 長野 | 上田映劇 | 11月14日(金) | 長野 | 松本CINEMAセレクト | 上映終了 |
| 新潟 | シネ・ウインド | 11月15日(土) | |
| 新潟 | 高田世界館 | 11月23日(日) | |
| 新潟 | 海と星と空の柏崎映画祭 | 上映終了 | |
| 富山 | ほとり座 | 10月25日(土) | |
| 石川 | シネモンド | 10月25日(土) | |
| 福井 | メトロ劇場 | 近日 |
東海
| 地域 | 劇場 | 公開日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 静岡 | シネ・ギャラリー | 上映終了 | |
| 静岡 | シネマイーラ | 上映終了 | |
| 静岡 | 金星シネマ | 11月26日(水) | |
| 愛知 | ナゴヤ キネマ・ノイ | 上映終了 |
近畿
| 地域 | 劇場 | 公開日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 京都 | 京都シネマ | 上映終了 | |
| 大阪 | 第七藝術劇場 | 上映終了 | |
| 兵庫 | 元町映画館 | 上映終了 | |
| 兵庫 | シネ・ピピア | 11月14日(金) | |
| 兵庫 | 洲本オリオン | 上映終了 | 兵庫 | 豊岡劇場 | 10月24日(金) |


